ココで解決できるお悩み
「100円ショップで買い物してたはずなのに、
精算したら2500円も買ってた…」
「売り場レイアウトに注目してみましょう」
お店の売り場レイアウト
売り場のレイアウトで大切な、3つの要素を紹介します。
動線
お店の売り上げを増やす方法はいろいろありますが、
買い上げ点数を増やすには、お客さんの滞在時間を長くして
いかに「ついで買い」を誘えるか
が効いていきます。
たくさん商品を見ているうちに、
「そういえばコレも」とカゴに入れちゃいますよね。
そこで、客動線を長くするために、お店の奥には、
マグネット
という集客力の高い商品が置かれています。
たとえば、季節商品や売れ筋商品です。
通路
お客さんの滞在時間を長くするわけですから、お客さんの動線を踏まえて、
通路を設計していきます。
主通路
とよばれるメインの通路は、店の奥までお客さんを誘導するためにあります。
ただ、それだけでは、店内をくまなく歩いてもらえませんので、
副通路
を設けることで、お客さんに色々な商品を見てもらう機会を増やします。
これを学んで、「だから100円ショップって疲れるのか~」
と納得しました。
1時間近くぶらぶらしてること、ザラにありますからね…
ゾーニング
ざっくり言うと、商品群の配置決めがゾーニングです。
ゾーニングのポイントは、
・安いモノを店頭に、高いモノを店の奥に
・ついで買いのモノを店頭に、お客さんがもともと買おうとしているモノを店の奥に
といった点にあります。
レジ前にお菓子が置いてあるのは、売り場レイアウトの賜物というわけです。
実は、利益率の高い商品が置いてあるんですよね…
陳列の工夫
ここまでをまとめると、ついで買いの理由として、
・お得感があるから
・買う必要があると思い出すから
というお話をしました。
お店側は、ついで買いを誘うために、
売り場レイアウトだけでなく、ディスプレイも工夫しています。
たとえば、
・電池などの小物をごちゃまぜにした、投げ込み陳列
・段ボール箱を使った、カットケース陳列
をすることで、お得感を出しているわけです。
スーパーでぜひ確認してみてください。
「特売のたまご、カットケース陳列だった!」
と気づくと思いますので。