事例Ⅲでの心境
緊張感はすっかり消えて、自然体でのぞめました
お昼休み
事例Ⅱと事例Ⅲの間は60分。
コロナ禍なので、昼食は自分の席でササッとすませました。
事例Ⅱの手ごたえがあったので、気持ちに余裕がありましたね。
第1問を最後に解く
4つの事例の中で、事例Ⅲがいちばん解きやすかったです。
例年、第1問では、強みを分析させる問題が出ます。
第1問
C 社の強みと弱みを、それぞれ 40 字以内で述べよ。
強みは、技術力と垂直統合度かな
と想定し、最後に解くことにしました。
ちなみに、事例Ⅱでも、SWOTの問題は後回しにしました。
第1問から順番に解かなくていいんです。
ほかの問題を先に解くことで、SWOTを見つけやすくなります。
実際、第1問は残り5分で処理できました。
ボリューム感ある助言問題
ということで、最初に手をつけたのが第2問。
ですが、営業部門と製造部門の抱える問題点と対応策を書く
ということで、60字の問いが4つあり、けっこう時間を取られました。
「営業が、生産キャパを考えずに受注した?
標準化とか人材育成によって、生産期間を短くできる?」
与件根拠を対応づけて、60字に収めるのに手こずりました。
第3問
C社のIT活用について、中小企業診断士としてどのように助言するか
IT化といえば、キャド、キャム、CAE?
その後、与件文を見に行くと、
2次元キャドを早くから使用している
とありました。
キャムやCAEの根拠は見つからないので、キャドで解答を作りました。
第4問
C 社社長は、付加価値の高いモニュメント製品事業の拡大を戦略に位置付けている。
モニュメント製品事業の充実、拡大をどのように行うべきか
C社の強みや他者の資源を使って、高付加価値化のストーリーを作りたい!
このように、第4問でC社の強みが分かるので、
最後に第1問のSWOTを解いたほうがスムーズというわけです。