診断士の勉強で、キャリアアップできる?
マネージャーの基礎力が身につきますし、
副業や独立のヒントにもなります
基本的なマネジメント力が身につく
おかげさまで今年、マネージャーの昇格試験に合格しました。
マネージャーとは、組織の目標を管理したり、部下を育成したりする立場です。
会社によって昇格試験のやり方は違いますし、求められる能力も違いますが、
診断士の勉強をすれば、基本的なマネジメント力が身につきます。
とくに、事例Ⅰの知識が役立つでしょう。
たとえば、市場環境が大きく変わる中で、競争優位をつくるには、
ダイバーシティ経営
が必要です。
競争優位はわかるけど、マネージャーとして
明日から何をすればいいの?
と思うかもしれませんね。
事例Ⅰを学習することで、ダイバーシティには、
・組織が活性化する
・問題解決力が高まる
というメリットもあるとわかります。
ですので、
今までベテランの意見から聞いていたけど、
今度からまず若手のアイデアを聞いてみよう
といった感じで、身近な問題を解決するきっかけになります。
でも、オンライン会議のファシリって難しいですよね。
そんなときの助っ人アイテムとして、
問いかけの作法
という本を活用しています。
ダイバーシティの出題実績
ダイバーシティについては、数年前から出題されています。
たとえば、平成28年第3問。
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策
を導入することが有効であると考えられるか。
人事施策といえば、さ・ち・の・ひ、
つまり採用、配置転換、能力開発、評価です。
ちなみに、組織の活性化といえば、
平成30年度第3問で、チーム組織について出題されました。
A 社の組織改編にはどのような目的があったか。
多様なスキルや経験をもつ社員が協働することで、組織が活性化する
という、チーム組織のメリットを解答させる問題だったわけです。
転職や起業のきっかけになる
ふぞろいな合格答案の執筆メンバーもそうですが、
中小企業診断士になってから、転職や独立を考える人は多いです。
「まとめシート」のノアミさんも、資格取得後に起業しています。
ロールモデルに近づける
わたしの場合、診断士の勉強が、
BTC型人材
を目指すきっかけになりました。
BTC型人材とは、Takramの田川欣也さんが提唱している、
ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの知見をもち、
イノベーションを起こす人材です。
こんなスゴイ人になれる気がしない…
文系の自分にはムリかなー
とメンタルブロックをかけていました。
知り合いのデザイナーに、
BTC型人材に憧れていることを話すと
アッシュさんもなれますよ〜
と背中を押してもらいました。
・ビジネスは、中小企業診断士の勉強でクリア
・テクノロジーは、
データサイエンティスト基礎講座の修了でクリア
と、自分に都合よく(笑)、ゆるーく解釈し、
残るはクリエイティブだ!
ということで、デザインを学べる学校を探しました。
そして見つけた、京都芸術大学 通信制大学院 学際デザイン研究領域。
芸術学修士ってかっこいい!
と勢いで説明会に参加し、選考にエントリー。
残念ながら、倍率が高かったので、進学はできませんでした。
が、その話を知り合いにシェアしたところ、
カルティベース
というコミュニティを教えてもらい、そこで1年半お世話になりました。
BTC型人材って面白そう!
そう思ったら、ぜひ、
イノベーション・スキルセット
を読んでみてください。