7科目もあって大変?
科目合格制度を使って、PDCAサイクルを回しましょう
誤算
わたしの場合、通勤時間≒勉強時間だったので、
科目合格制度を活用することで、
3年かけてコツコツ取り組む方針を立てました。
とはいえ、いま振り返ると、
勉強時間が短いからこそ、受け身でカリキュラムを消化するのではなく、
本番から逆算して、計画を立てればよかった…
と反省しています。
カリキュラム序盤の経済学や財務で、
自分が納得できるまで先に進まない!
というこだわりが裏目に出て、
徐々にカリキュラムから遅れていきました。
そのため、試験範囲の全7科目を、
短期間で何度も復習できませんでした。
また、インプットに時間をかけすぎたことで、
過去問演習は直近2年のみとアウトプットをおろそかに
してしまいました。
せめて模試を受けておけばよかった…
と後悔しています。
なお、診断士ゼミナールのカリキュラムに
模試はありませんでした。
大手予備校がオプションで公開模試を主催しているので、
自分の実力を知るためにぜひ、模試を受けましょう。
たとえば、TACの1次公開模試は、
「受験者数が全国最大級」とのことなので、
本番に近い環境を経験できるでしょう。
初めての試験
このような状況でのぞんだ受験1年目は、
・経営法務
・中小企業経営・政策
の2科目に合格、という結果でした。
この年は、経営法務が難しくなった年と言われていたそうですが、
法学部出身のおかげか、運よく合格できました。
受験2年目
気を取り直して、診断士ゼミナールの最新テキストを手に、
残り5科目の学習を進めました。
そして迎えた、2回目の1次試験。
今年は3科目合格したい!
という期待もむなしく、
企業経営理論だけ科目合格
という結果に終わりました…
2次試験の範囲である企業経営理論をパスできたのは
よかったんですが、まさかの1科目合格とは…
焦りしかありませんでした。
1次試験の敗因分析
ズバリ、最大の敗因は、
学習の仕組みづくりができていなかったことです。
勉強仲間がいない
通学クラスであれば、
・周りの受験生に、シゲキを受けられる
・仲間と励ましあったり、教え合いができたりする
といったメリットがあります。
ですが、わたしは通信講座で学んでいましたし、
同僚や友人にも資格取得の話を伝えていなかったので、
勉強仲間がいませんでした。
今日は仕事でヘトヘトだから…
と言い訳をして、勉強をサボってしまった日もチラホラ。
学習のPDCAサイクルを回せていない
PDCAサイクルとは、
Plan、Do、Check、Action
というプロセスにより改善を図るフレームワークです。
PDCAサイクルの肝はCheckにあり、
勉強にあてはめると、演習やテストの結果を分析することです。
でも当時のわたしは、どの科目も、
講義をぜんぶ見終わった!今から過去問解くぞ~
というやり方をしていたので、とても効率が悪かったです。
ひと通り勉強したのに、全然解けない!
と、間違えるたびにへこんでいました…
このCheckがしんどいと、
Actionのモチベーションが下がってくるんですよね…
学習の段取りに時間がかかる
使っているパソコンが古いという話をしましたが、
それゆえにパソコンの起動が遅く、
教材のダウンロードも時間がかかりました。
そして、講義動画をiPad miniで再生できるように、
一度iTunesに取り込んでから、iPad miniを接続して同期させる…
という工程が必要でした。
もちろんデータの同期にも、めっちゃ時間が取られました…
せっかく勉強する気になっても、この面倒な前工程で消耗してしまい、
もう疲れたから、新しい単元は明日やろう
と先延ばしになっていました。
この経験から、
設備投資をケチってはいけない!
ということが、身に沁みました。
家族にこの話をしたところ、
Androidなら、SDカードにデータを入れれば済むけどね
と言われてしまいました。
たしかに、この時点で、
SDカードを使えるAndroid端末をゲットすべきでしたね。