Kindle/Audible 第3章│2次試験

最新の試験動向を知るには?

2022-01-28

出題傾向を知る方法

試験委員が誰か調べてみましょう!

留意点

二次試験専門予備校に可能性を感じた私は、
情報収集の結果、
AAS東京のWEB短期合格コースに申し込みました。

その際、

添削に出す答案をメールで提出するか、郵送で提出するか

のどちらかを選択する必要があります。

私は郵送で出すことにしました。

が、実際に1通送ってから、

メール提出にすればよかった…

と後悔しました。

なぜなら、郵送の場合、

こちらで切手を用意する
切手を封筒に貼る
ポストに投函しに行く

という作業が毎回発生して、面倒だったからです。

それまで郵便物を送る習慣がなかったので、
そもそも切手代が今いくらなのかも知りませんでした…

定形郵便物25gの切手代は84円ですが、
家には値上がり前の82円切手しかなかったので、
2円切手を準備する必要がありました。

なんでメール提出にしなかったのか。

液晶画面で答案見るのはしんどいと思って、
答案を紙で管理したかったんですよね。

2公開模試

模試は、WEB短期合格コースには含まれていなかったので、
オプションで模試を受けました。

コロナが日本で流行し始めたのは2020年3月下旬頃ですが、
さっそく夏の模試で、コロナの影響や対策が設問設計に盛り込まれていました。

解いている最中、

時流をとらえた作問力がスゴイ!

と感動したのを今でも覚えています。

新たな気づき

受講してしばらく経ったある日、

200%ミライスタイル 診断士採用試験

という人気ブログに書かれたAASの口コミが目につきました。

事例Ⅳ対策のオリジナルテキストを作っていない

公認会計士向けテキストがいくら秀逸でも、
毎年使い続けるのはどうなのか?

という趣旨の記事だったように思います。

受講者の立場からコメントすると、
AAS東京の先生方が手を抜いているわけではなく、
それを診断士試験向けにカスタマイズした教材も配布されました。

また、公認会計士分野からの出題が増えているのは確かなので、
このテキストを活用すること自体は合理的です。

ちなみに、意思決定会計講義ノートという本です。

一方、ブログ記事のおかげで、
最新の試験動向に対応する重要性に気づけました。

そこで、中小企業診断協会のサイトで試験委員名簿をチェックしました。

読書で試験動向をつかむ

試験委員がだれか分かったので、次は著書を読んでみようと、
ブログで情報を集め、記事を参考に、何冊か実際に読んでみました。

事例Ⅰ

■中小企業のビジネスシステム
 仕組みによる多様な事業へのイノベーション

試験委員の考えるビジネスシステムとその構成要素について、
理解が深まります。

■経営戦略
 論理性・創造性・社会性の追求

具体例が豊富で、初学者も読みやすいです。

事例Ⅱ

■スモールビジネス・マーケティング
 小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム

大手企業との競争を回避する戦略がわかり、
事例Ⅱを解きやすくなります。

■小さな会社を強くするブランドづくりの教科書

差別化こそがブランドづくりのカギ

と腹落ちしました。

フリーランサーにもおすすめです。

事例Ⅲ

■生産現場構築のための生産管理と品質管理
 中小企業の生産現場を記号とデータで考える

作問者の理論を知れば、事例Ⅲも怖くありませんね。

こうして著書を読むことで、事例への理解を深めていきました。

月刊「企業診断」

それと同時期に、ふぞろいな合格答案で有名な同友館が発行している、

月刊「企業診断」

という業界誌を見つけました。

業界の最新動向や法令改正をキャッチアップできて、
受験者向けの演習問題も載っているので、購読していました。

なお、雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jpで注文すれば、
10%オフで買えるのでおトクです。

ただ、読書だけでは効率的な試験対策とは言えないので、
最新の試験動向に対応した予備校を探すことにしました。

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